静岡県立大学 食品栄養科学部 栄養化学研究室

LABORATORY OF NUTRITIONAL BIOCHEMISTRY,
SCHOOL OF FOOD AND NUTRITIONAL SCIENCES,
UNIVERSITY OF SHIZUOKA

卒業生の声、在校生の声

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できる人になるための素養を磨く場

〈研究室を選んだ理由〉

 私は、陸上競技をしていたことから、運動と栄養に関わる研究がしたいと考えていた。運動持久力の向上にPGC-1αが関係していることを知り、PGC-1αに関する研究がしたいと思ったから。

〈研究室で学んだこと〉

ⅰ)何事も失敗を恐れないこと。

ⅱ)研究に取り組むうえで、事前に情報収集することも大事だが、それに偏ってばかりではなく、実際に実験を行うことを優先にし、その中で自分に必要な情報を集めることの方が重要であること。また、研究は1人で行うものではないため、定期的に先生とディスカッションすることも大事。

ⅲ)どうしても上手くいかない研究があるときは、立ち止まることも必要。

ⅳ)専門分野を突き進めていくと視野が狭くなりやすくなるため、色んな分野に興味を持つこと。それにより、知識の引き出しが増え、思考の幅が広がると感じた。

〈思い出〉

ⅰ)実験が成功したときの嬉しさや、学会発表で他の参加者に自分の研究に興味を持ってもらえたこと。

ⅱ)研究室内のイベント(誕生日会や研究室旅行など)が多くて楽しかったこと。

ⅲ)懇親会の席などで、同期、先輩後輩の人たちと研究について語り合っているときが楽しく、今振り返ると青春っぽくて好きだったこと。

ⅳ)私は、外部進学者であったため上手くやっていけるか不安な部分もあったが、周囲の人たちに恵まれていたとともに、卒業しても仲のいい友人ができたことは何よりも良かったと思う。

〈大学院進学の意義〉

 大学までは学ぶことがメインだったが、大学院では世の中でまだ分かっていないことや、実際に起きている問題・課題に対してどうアプローチし解決していくかが重要であるため、結果や成果も勿論大事だが、自ら考える力を身に着けることに意義があると思う。

〈研究室での経験が社会で役立っていること〉

 学会および修論発表を経験したおかげで、仕事で発表する機会があっても緊張しなくなったことや、パワーポイント作成技術が向上したことで社内のプレゼン資料等を作る際は大いに役立っていると感じる。

 懇親会で学んだことが、社会に出た際に役立っていること。

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